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(株式上場支援ニュース)2015年上半期における新規上場の動向について

2015年上半期の東証における新規株式上場社数は、日経平均株価が続伸し2万円を突破するなど堅調な景気に下支えされたこともあり、42社(TOKYO PRO Marketは除く)と前期を17社も上回る結果となりました。 

上半期の新規株式上場社数としては、実に2009年以来6年連続増加となりました。 
当上半期の動向として、特に注目したいのはマザーズでの上場割合の増加についてです。前上半期のマザーズ上場が東証新規上場会社25社中10社(40.0%)であったのに対して、当上半期は42社中31社(73.8%)とほぼ4社に3社がマザーズで上場したという結果となりました。

 この傾向は、従来求められていた『高い成長可能性』についての判断基準が緩和され、長期的視点で合理的な利益計画があれば、申請期前後における増収増益や黒字化が必ずしも必須でなくなったことから、より多くの会社に上場する機会が生まれたこと、東証1部へのステップ市場として、最近の新規上場会社がマザーズを選択するようになったこと等が主因と考えられます。 

その他、新規株式上場の状況についての詳しい内容については、下記リンク等をご参照ください。 

東証:最近の新規上場の状況